呑歩記其ノ卅貳、吉祥寺
- 醉処 吉祥寺「居酒屋革命」、「SHIDAX」
- 醉日 平成二十二年六月二十日
- 醉人 吉祥寺反革命軍
西暦二千十年。既に対馬は南朝鮮に占領され、尖閣諸島は人民解放軍が占拠。
そして遂に革命軍が吉祥寺に上陸。中共の仕業か？何としても革命を阻止せねば。
「國軍はまだか！」、「憲法九条がまだ改正出来ません」、「地元のおつさん首相だつたろ。早く憲法破棄させろ！」、「あれは左ですから」、
「先制攻撃だ！」、「いや、専守防衛です！」、「アホかつちゆうねん」。
これはBBQどころではない。憂國の士、吉祥寺反革命軍が「居酒屋革命」に集結。
先ずは何か呑もう。「あたし、梅干しサワー下さい」、「グレープフルーツサワーですね」。えつ？
一人料理を二品注文すると焼酎が飲み放題。これが中華思想だ。「これ、芋焼酎の味するか？」、「これ眞露じやないつすか」。
煙草も無料でくれると云ふ。これが共産主義だ。「煙草は貰えるの？」、「この店舗ではお配りしてません」。騙された！これがプロパガンダだ。
中華料理の味はまあまあだが和食の摘みは宜しくない。やはり中共の工作だ。
諜報部員が隣のテーブルに情報収集へ行く。「新手の軟派師？」、「俺、今まで軟派した事ないんですよ」。
軟派の容疑で拘束された諜報部員を救出に行つた本家と下僕も戻つてこない。全員突撃せよ！
「一緒に写真撮つて下さい」。最後はOL軍と合流してカラオケに行く。
何で皆そんなに歌上手いの？延長に次ぐ延長。何で皆そんなに元気なの？
午前四時無事終了。かなり盛り上がりました。またやりましよう。
今宵も醉つて候。
