呑歩記其ノ廿漆、上野
- 醉処 上野「大統領」
- 醉日 平成二十二年五月十九日
- 醉人 釣師
雨の上野。釣師と目指すは上野ガード下「大統領」。周りには同じような店が並ぶが何故か大統領だけ混んでゐる。本店は入れそうにない。
貳號店で見知らぬ客と相席で呑む。先ずは生麦酒にもつ煮。続いてもつ焼きを塩とタレで頼む。
そろそろ酒に切り替えようか。大統領オリジナルと云う一杯二百四十圓の二級酒が気になるが、眼が潰れては困るので電氣ブランに初挑戦。
ビリビリくるかと思つたが意外と呑みやすい。でも、これは弐杯呑んだら醉うな。期待していたもつ煮は可も無く不可も無く普通の味である。
色々と食つたがハラミが一番美味しかつたかな。長居する店ではない。次行こう。本日の議題は釣行計画である。少し静かな店が良ひ。
昔、不忍池に勤務していた頃はガード下で呑んだことは殆ど無かつたので何処が良いのか分からない。鯨の品書きに釣られて「松ずみ」に入る。
鯨の肉つてこんなに美味しかつたつけ？シー・シェパードよ、何処から金貰つてるのか知らんがくだらんパフヲーマンスは止めてお前らもちよつと食つてみろ。
本日は軽く二軒。明日も仕事なので呑み過ぎないうちに帰りませう。それからお土産の焼酎有難う。
今宵も醉つて候。
