呑歩記其ノ漆拾參、吉祥寺

ところが一方、学校教育では、歌舞伎を理解できず、関心も持てないやうな教育をしてゐる。 つまり古典殺しをやつてゐて、その殺したやつを昆虫標本のやうに国立劇場で保管しようといふわけだ。 歌舞伎を国民生活の中に生きたまゝ動かしつゞけようとするのではなくて、博物館の中にミイラとして保管すること、 それが文化に関心を有する政治家、役人の文化政策といふものです。
- 三島由紀夫『文武両道と死の哲学』

そしてメデイアは海老蔵の芸よりも酒癖の悪さのほうに大いに関心を示してゐるやうだ。

深大寺散策後、吉祥寺で夕食。久し振りに「おどり」に行く。もう生麦酒の季節も終わりかな。瓶麦酒は麒麟ラガーがいいのだ。 此処に来るといつも食べるものは決まつてゐる。京風揚げだし豆腐と蟹しんじようは欠かせない。魚も美味しひ。 やつぱ、日本酒かなあ。もう熱燗の季節ですね。「あたしもデジカメ買おうかしら。向井く~ん!」。 「あたし、芋焼酎」、「あたしはもういいかな」、「俺はひれ酒」。今年初めてのひれ酒である。でも今日はひれ酒は一杯で止めておこう。 「ゲゲゲのポスターの前で写真撮つたのよ」、「茶屋のところで?」、「向井く~ん!」。 「もう一軒行く?」、「おにぎり食べたい」。明日は月曜日だし今日は一軒で終了。次回、また色んな店に行きませう。 今宵も醉つて候。QED

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