呑歩記其ノ肆拾貳、日本橋
- 醉処 日本橋「CUL DE SAC」、「イチノイチノイチ」
- 醉日 平成二十二年七月二十八日
- 醉人 夏の淑女
武士とは死の職業である。どんな平和な時代になっても、死が武士の行動原理であり、武士が死をおそれ死をよけたときには、もはや武士ではなくなるのである。
- 三島由紀夫『葉隠入門』
吉祥寺で酒呑んでたおつさんと一緒に日本人拉致事件の北朝鮮工作員辛光洙死刑囚の釈放嘆願書に署名してた死刑廃止論者の法相が日本の死刑執行に調印しおまけに死刑を見学。
婆さん、お前は一体何処の國の人間だ？支那へでも朝鮮へでも帰つておくれ。。。
喫煙で予約してくれたお店「キュル・ド・サック」の外の席。暑いから先ずは生麦酒。「かう云ふのビストロつて云ふのよ」、「スマスマが料理を造つてるの？」、「...（そんな訳ないんだよ、オヤジ！）」。
前菜で戴いた肉料理で結構お腹が一杯になる。今日は主菜はパス。「今日は白葡萄酒が呑みたい感じ」、「然様か。では白にしませう」。
葡萄酒は良く呑むが、銘柄は全く分からない。白葡萄酒一本空けて、デザートを戴く。夏はシヤーベツトだねえ。狭い路地の奥にある感じの良い店でした。
その後日本橋を徘徊して見つけたバーに入つてみる。ニホンバシイチノイチノイチ。番地が店の名前になつている。バーだけど日本酒や和食の料理が多い。
カクテルを呑む。でも摘みは鱲子と御新香。結構いけますよ、これ。しかし可也繁盛してますな、このお店。皆お金あんね。昨日まで日本は不況じやなかつたのかい？
今宵も醉つて候。
